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こだわりソファKEYUCA亭 店主の嘆き

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2015.4.2 デザイナーコラム

『良いソファをつくろう!!』
と始まった新しいソファの開発に携わり早10年。

ウレタンは3層に重ねたほうがいいぞ。いや5層のほうがいいはずだとか。

多ければ良さそうに聞こえるけど、『今日の5層はできがいいねぇ』
なんてことにはならず、ラーメン屋の店主にしかわからない
微妙な醤油とだしの調整のようなことを繰り返していました。

残念なことに味覚と違い、人のお尻はそこまでの違いをわかってくれません。

そこで醤油ラーメンから脱却し、豚骨ラーメンのごとくフェザーを詰め込みました。
ブシューっとゆっくり潰れていくフェザー特有の座りに新しさを覚えたものです。

それも食べ飽き始めたころ、ブランドショップらしい
形状の新しさに走った時代もありました。

でもやっぱりソファの肝となるスープは座り心地です。

思いました。ウレタンとフェザーのいいとこどりがしたいと。
豚骨醤油ラーメンが作りたいと。
ただの合わせ技であるフェザー+ウレタンソファはすでに存在しています。

フェザーのようにゆっくり潰れてウレタンのように押し返し復元する
素材を作ろうということで開発したのが、
【slowly fit】というソファ専用として作ってもらった特注ウレタン。

ゆっくり沈んで、じわ〜っとフィットしていく。
『能書きはいらねぇ、まずはスープをそそりな!』くらいの違いがでました。
豚骨醤油ラーメン作ろうとしたら、新しい塩ラーメンができたという感じです。

棚からぼたもちならぬ、棚から塩ラーメンを
あたかも自分の手柄のように開発してみたり。
そうやっておもいがけない幸運を引き寄せながらソファを開発しているのです。

『メイ ソファ 2.5P/3.0P/オットマン』¥170,000+税〜/¥175,000+税〜/¥44,000〜+税

こだわりソファkeyuca亭 店主の嘆き次回へつづく

カテゴリ : デザイナーコラム , 家具

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