ライフシーンを彩るカーテンに込められた、すべての“つくり手”の想い
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ライフシーンを彩るカーテンに込められた
すべての“つくり手”の想い

2016.6.30

前回と今回の2回にわたり、優しくナチュラルなデザインが好評のケユカのレースカーテンについてご紹介しています。前回のレポートでは、編みの風合いでカーテン生地にアクセントを加えているモマサレース工業の工場をご案内しました。同社が編んだカーテン生地は、系列企業の株式会社テイクワンによって縫製されています。今回は、その縫製工場の様子と、ケユカの担当デザイナーへのインタビューをご覧いただきます。

テイクワンの本社工場があるのは、モマサレース工業と同じ足利市内。前回もご登場いただいた茂木将常務によると、「両社の連携で編みと縫製の両方の視点から、トータルで生地をご提案しています。レース生地の知識をもつスタッフを常駐させ、ケユカブランドに求められる高いクオリティを維持しようと努めています」とのこと。テイクワンの縫製工場内も、茂木常務に案内していただきました。

社員の方々がてきぱきと作業を進める工場内は、機械化している工程と、手仕事による工程が混在しています。レースカーテンの裾の縫い上げや、プレスがけなどは、機械を導入することで、コストダウンと効率化を図っています。

一方で裁断や、幅継によって生地を張り合わせる工程は、熟練スタッフの細やかな手作業が頼りです。そして在庫管理や品質のチェックも、人の目視によって繰り返し行われ、ケユカブランドの確かな品質は、幾重もの厳密な確認作業によって保たれています。

「お求めやすい価格でありながら高品質なケユカブランドのカーテンを作り続けるために、今も常に改善できる工程はないかと探っています」と茂木常務。各工程ごとに機械化と手仕事を適切に使い分けられていることが確認できました。

オリジナルデザインからインポート製品まで、
好みに合った「シンプル&ナチュラル」を提供

ケユカのカーテンについて、デザインを担当する開発業務部の石長川麻衣さんにも話を聞きました。

「レースカーテンは室内で占める面積も広く、日々の暮らしの中でよく目に触れる装飾品として好みに応えられるよう、プレーンなタイプから意匠性の高いデザインまで幅広く取り揃えています。レースカーテンを一枚変えるだけで印象もガラリと変わるので、お部屋の模様替えにも活用していただきたいですね」

「シンプル&ナチュラル」がテーマのケユカのデザイン。レースカーテンでとくに人気なのが、植物のシルエットパターンです。その人気の柄をデザインするにあたって石長川さんは、モマサレース工業が提供するレース生地に、ケユカブランドとの相性の良さを感じているようです。

「私たちがデザインした植物の柄を、独特の風合いがある編みで、巧く表現してくださっていると思います」

またモマサレース工業は、ヨーロッパとのつながりからインポートレースも取り扱っています。ケユカでも2015年の秋からトルコ産のレースを販売していますが、その品質の高さが石長川さんの説明から伺えます。

「刺繍技術の高さから『意匠性の高いレースを輸入するならトルコ』と世界的に評価が高く、ヨーロッパの刺繍レース生地は、ほとんどがトルコでつくられています。ケユカでも日本人の感覚に合った上質なトルコの生地を扱っていますので、ぜひご覧いただきたいです。」

ライフスタイルや好みに合わせて選べる、品揃え豊富なケユカのカーテン。「お部屋の大切な装飾として皆さまの目を楽しませられるよう、柔軟な発想でカーテンをデザインしています。実際に店舗でご覧いただければ、きっとお気に入りのカーテンが見つかるのでは」と石長川さんは、使う人への想いを語ってくれました。

企画やデザイン、編みから縫製と、関わる全ての人の、“ものづくり”への真摯な想いから、住まいを彩るケユカの多彩なカーテンが生まれています。

詳しいカーテンの情報はこちら ≫

カテゴリ : カーテン