コーディネイト例から見るケユカ家具の魅力(後編)
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コーディネイト例から見る
ケユカ家具の魅力(後編)

2017.9.20

今回のstyleは前回に続いて、ケユカがインテリアをコーディネイトしたモデルハウスを見ながら、家具の企画・デザインを行なっている企画チームの茂野真幸さん、吉田達哉さん、平田航太さん、羽田安秀さんの4人に話を聞きました。後半の今回は和室とリビングダイニングをご紹介します。

和室

まずは和室から。基本的に洋室をイメージしてデザインされているケユカの家具。和室にコーディネイトされることは珍しいですが、曲木のローテーブルが違和感なく馴染んでいます。特徴的な曲線的なデザインが、畳を傷つけないため和室でも安心です。

ロペローテーブルは最初は一枚板の曲木をイメージしてデザインしたと茂野さん。ただし、その通りに一枚板で製品化してしまうと、生産効率が悪くかなり高価な家具になってしまったそうです。二枚の板によるデザインに変更することで、コストを抑えることはもちろんですが、板を繋ぎ合わせることから生まれる形を生かし、美しくまとめることに注力したそうです。
ただただ形にこだわるだけでなく、価格帯を考えて、ちょうどよいところに着地させることもデザインだと茂野さんは言います。

ダイニング

4人家族をイメージしたダイニングは、片側をベンチにしたスタイル。背の無いベンチはどちら向きにも座れるのでとても使いやすいと茂野さん。例えば、ダイニングとリビングの間に設置すると、ダイニング側を向いても、リビング側を向いても座ることができ、会話や安心感が広がるコーディネイトになっています。

特に注目してほしい部分がダイニングチェアのアーム。一般的な長さのフルアームや、半分の長さのハーフアームなどがありますが、カッセルアームチェアはショートアーム。少しだけ肘をかけられる長さになっています。
フルアームの椅子は座る時に引くストロークが長いため、そのぶんお部屋も広くなければなりませんし、価格も高くなってしまいます。ショートアームの椅子の場合はアームの無い椅子と同じくらいのストロークで座ることができます。
それでもアームをつけた理由は理想の形を叶えるためだと茂野さんは言います。ソファであればカウチが欲しいと思うように、誰もが思う理想の形があります。けれども、お部屋の広さや予算によって断念することも。そういった理想の形を毎日の生活にフィットさせることがデザイナーの役割でもあります。

リビング

色味を抑えたファブリックとウォールナットの家具が、落ち着いた印象でまとまったコーディネイトです。
北欧家具の王道のシルエットとも言えるソファは、シンプルな形の中にこだわりが詰め込まれているそう。例えば、肘を置いた時の感覚や、手のひらが包み込むアームの先端部分など、何度も試作を重ねたそうです。ケユカの場合は、とにかくサンプルをたくさんつくって検証します。もしかするとお客様は違いに気づかないくらいの微妙な違いのサンプルも作っています、と平田さん。お客様がこだわる部分だからこそ、デザイナーはそれ以上に意識を向けて制作しています。

サイドテーブルやローテーブルは、便利なだけでなく、高級感も演出できます。ローテーブルは、なくても生活が成り立つ家具だと茂野さんは言います。だからこそ、遊びが入れられる「見せる」家具になるそうです。
コーディネイトされたローテーブルも95%が木製の家具のケユカには珍しいガラス素材を使用したもの。ガラス素材は空間に広がりが出るものの、食器を置いた時にカチカチと音がしたりと、けして家具に適した素材とは言えない部分もあります。それだけに「見せる」家具であるローテーブルに使用することで、部屋に遊びや高級感を演出できます。ガラス素材の光沢感や清潔感はケユカの雑貨とも相性がよいですね。

今回はウォールナット系の木材を多く使った高級感のあるコーディネイトでした。無垢の木材は材質によって感じる温度が変わると茂野さんは言います。メープルやアルダーなど柔らかい木材は暖かく、ブナ(ビーチ)など硬い木材は冷たく感じるそうです。木材の選び方で目指すお部屋の雰囲気に近づけそうです。
また、ケユカのソファや椅子には豊富な種類の張地も用意されているため、いろんなシーンに合わせたカラーを選ぶことができます。
カバーリングのソファや椅子は、お子さんが思い切り遊んでも洗濯することができるなど、機能面もさることながら、季節によってカバーを替えるなど遊び心を持つことがより生活を豊かにしてくれます。

今回のコーディネイトはデザイナーから見て新鮮だったと羽田さん。皆様はいかがでしたでしょうか? 私たちもInstagramなどを通して、お客様のお部屋の写真を拝見することがありますが、「利用されているシーンを見ると、よりイメージが湧いてくる」と吉田さん。お客様からもインスピレーションをいただいて、ケユカの新しい家具が生まています。

(左から)
吉田達哉さん、平田航太さん、茂野真幸さん、羽田安秀さん

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