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こだわりソファKEYUCA亭 店主の嘆き part2

こだわりソファKEYUCA亭 店主の嘆き part2

2015.4.30 デザイナーコラム

へたる・・・長期の利用によって機能が落ちること(国語辞書)

店主は悩みました。『へたらないソファとは?』 と。
スープにいれても伸びない麺を考えるような、矛盾との戦い。

つけ麺的なソファ・・・どういうことだろう?
座面がへたるとは、ソファの中の材が凹むこと、
または、座面が乗る本体の緩衝材が伸びること。

こういったへたる要因を一つ一つを改善していくこと、
それこそが、こだわりソファkeyuca亭の道だと感じています。

前回お話した、ゆっくり潰れていくウレタン【slowly fit】は答えの一つ。
ゆっくり潰れるけど、ゆっくりちゃんと戻るからこそへたらないウレタン。

ではちゃんと戻るというところにピントをあてたソファとは・・・
ゆっくりもどるのではなく、しっかりもどる。

しっかりもどる・・・
しっかり跳ね返る・・・
はじける極太麺・・・ むむむ!

極太麺を思わせる歯ごたえ的な、そのむっちり感。
ゴム性の跳ね返りを思わせるウレタン『高反発高弾性ウレタン』を採用してみました。

このはじける極太麺は、ゆで方ならぬ、使い方が難しい。
普通に使うとやはり硬さが際立って、もちもちした弾力を表現できない。

そこで、表面には柔らかめの高反発ウレタン、中心部には硬めの高反発ウレタンを敷き、
その下にSばねを使用し、柔軟性を表現しています。
まさにお互いの良いところを合わせた、魚介系豚骨のような合わせ技です。

そこに、さらに店主渾身のこだわりをひとつ。

どんな麺でも表面が煮崩れるように、座面の表面に使用する綿はへたってしまいます。
表面に綿を使用することで、商品に張り感がお手軽に表現することができるので、
どのメーカーも使用します。

ですが今回はやめました。
へたるなら やめてみせよう 座面麺(綿)  〜keyuca亭 店主〜

ということで、綿のような張り感を表面のウレタンをカットすることで再現してみました。
これは、どこの工場でもできるわけではない技を、工場からくりだしていただきました。

事実、他の工場ではできず、
今のところ、このカイルソファを作っている工場だけの必殺仕上げ。

『へたる要素、全部剥ぎとっていいですか?』という店主の一声から出発したソファ。
伸びない麺を作ろうと考えたラーメンは、
無事に、こんにゃく麺になることなく発表できました。

魚介豚骨極太つけ麺系ソファ『カイルソファ』幅1800mm ¥185,000+税

こだわりソファkeyuca亭 店主の嘆き次回へつづく

カテゴリ : デザイナーコラム , 家具


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