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ハンドドリップを始めて20年以上の私が、やり方を見直したきっかけは「あれ?おいしくない!」と思ったことでした。それからいろんな本やセミナーに参加したりして行き着いたコツをお伝えします。
おいしいコーヒーを淹れるにはまず鮮度の良い豆を使うことです。ドリップした時、ハンバーグのように粉がぷわーっと膨らむのは、炭酸ガスによるもので、鮮度が高い証拠。コーヒーは粉でも売っていますが、豆を挽いて粉状になるとその鮮度は落ちていきます。 私は週末しかハンドドリップできないので、100gずつ買える自家焙煎のお店で豆のままで買うようにしています。好きなカフェの豆を買って、自宅で同じ味が出せるか試してみるのも楽しいですよ。
・コーヒー豆 ・コーヒーミル ・お湯とケトル ・ドリッパー ・サーバー(計量カップまたは1人分ならマグに直接でも) ・重さを量る電子スケール ・時間を計るタイマー(なければスマートフォン等でもOK) よく言われていることですが、鮮度の良い豆を使って、きちんと測って淹れればおいしいコーヒーはできあがります。ケユカではいろんなコーヒー道具が充実しているので、自分の好みのものを見つけてみてください。
一般的に多いのが、コーヒー1杯分=豆10g。豆のままで10gが量れるスプーンがあるのでそちらもオススメ。淹れる直前にミルで挽くようにしましょう。ちなみに私は1杯10gだと少し物足りないので14gで淹れています。週に1度購入するコーヒー豆が100gなので、7杯分飲める計算でもあります。
ハンドミルはダイヤルで豆の挽き具合を調整できます。ペーパードリップなら中細挽きが、金属フィルターなら粗挽きがおすすめです。金属フィルターは豆の成分が多く抽出されるので、同じ豆をペーパーフィルターと飲み比べてみたとき味の違いにびっくりしました。ペーパードリップしか飲んだことない方は、ステンレスフィルターにチャレンジするのもオススメです。
私が初めて買ったドリッパーは、初心者にオススメと本に書かれていた磁器製の台形ドリッパーでした。その後デザインに惹かれて円錐形にしてみて、今は洗いやすいワイヤータイプを使っています。コーヒーを淹れる時間が楽しくなるように、自分がテンションがあがるものが一番だと思います!
挽いたコーヒー粉とドリッパーが用意できたら、サーバー(今回は計量カップ)とドリッパーに一度湯通しします。紙の臭いや味を取り除いたり、器具を温める目的です。 湯通し後のお湯はマグカップに移しておけば、カップも温められます。スケールの上にサーバーを乗せ、重さを0gにしましょう。抽出されるコーヒーの量を正確に量るためです。
タイマーを2分にセットし、いよいよお湯を注いでいきます。大事なのは「時間」と「コーヒーの抽出量」をはかることです。 お湯はケトルや湯沸かしポットで沸かし、ドリップポットに移しています。そうすることで湯温がドリップに適した90℃くらいになります。
初めは、粉全体が湿るくらいの少量のお湯を中心からゆっくり注ぎ、蒸らします。時間はだいたい30秒が基本。蒸らしが終わったらお湯を一定のペースで1分半~2分かけて注ぎましょう。時折ドリッパーを持ち上げてスケールに表示されているコーヒーの抽出量を確認しましょう。今回は普段私が実践している14gに対して170mlを抽出していきます。少し濃い目かもしれないので、一度淹れてみて粉の量や抽出量を調整してみてください。
白い泡はコーヒーのアクです。これが落ち切る前にドリッパーを外すと雑味のないコーヒーができあがります。試しに外したドリッパーから落ちる最後のポタポタだけ飲んでみると味の違いがわかるはず。 このコツをベースに、自分好みの「ドリップルール」を決めると、いつでも好きな味がきちんと淹れられるようになりますよ。ちなみに、急冷アイスコーヒーにするときは、14gの粉に対して140mlくらいの抽出がオススメです。
スケールで測るのはちょっと面倒…という人におすすめしたいのがコーヒーサーバー。ケユカには抽出量がわかりやすいメモリ付きのものやドリッパーとセットのものまでいろんな種類が揃っています。
ドリップが終わったら、いよいよお待ちかねのコーヒータイム。ワイングラスで出すコーヒー店もあるくらい、カップ選びは大事な要素なんです。私は、浅煎りの豆のときは、薄口の磁器やガラスのカップを選んでいて、しっかり深煎りの豆には口当たりもしっかりした陶器のマグカップを合わせています。自分の好みのカップを探すのもコーヒーライフの醍醐味です。ケユカのコーヒーグッズで、素敵なコーヒータイムを楽しんでください。
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