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時計について、産地のことからデザインのこだわりまでご紹介します。

ケユカが大切にする日本のものづくり 
vol.6

日本の職人がつくる
「ケユカオリジナルの国産時計」

ケユカがオリジナル商品をつくり続ける中で、大切にしていることの一つ「日本のものづくり」。ケユカは商品づくりを通して、そのものづくりへの思いを届けていきたいと考えています。

第6回は、ケユカオリジナルの時計です。機種によって国内・海外それぞれで生産されていますが、今回取り上げるのは国産時計。ケユカのブランド初期から生産いただいているメーカーとの協業は15年以上にもなります。インテリアアイテムの定番として作り続けている時計について、産地のことからデザインのこだわりまで、改めてご紹介します。

富山のものづくり

始まり

始まり

ケユカオリジナルの国産時計を生産いただいている富山県のメーカーは40年以上の歴史を誇ります。2000年にケユカがスタートし、そのブランド初期に出会い、オリジナル時計を生産いただくことになりました。

木のぬくもりを活かすために

木のぬくもりを活かすために

無垢の木材は呼吸をすると言われます。そのため、無垢材を使った木製品は変形を起こし、特に時計のように木以外の部品を組み合わせた商品にとってこの変形は頭痛の種となります。しかし、その変形と根気強く向き合う工場との協業によってケユカオリジナルの木製時計は支えられています。

ケユカでしか買えない
オリジナルデザインのこだわり

ケユカの時計はどれもケユカでしか買えないオリジナルデザインです。今回は、国産時計3アイテムに込められたデザインのこだわりをデザイナーに聞きました。

家具に合う時計
「ode(オード)」
この時計は、無垢の木を贅沢に使った木枠でできています。ケユカの家具、バリタテーブル(カタログPDF)と合わせやすい色目のオイル塗装仕上げなので、インテリアにも調和しやすく、家具のように長く愛用いただける一品です。秒針無しタイプですので、音が気になりにくい設計の電波時計でリビングのほか寝室にもおすすめです。

Designer's
Voice

Designer's Voice

リボンをイメージしてオリジナルでデザインした文字盤がポイントです。やわらかな曲線の時分針はツヤ消しで仕上げているため、光の反射を受けずにどの角度からも見やすくなっています。文字盤の目盛りを省くことで主張しすぎず、どんな空間にも静かに佇み馴染む時計です。

見やすい時計「capo(カポ)」

「ケユカの定番と言えるようなずっと愛される時計をつくりたい」という思いからデザインが始まった時計です。ケユカでよく使われる数字フォントを用いて、メモリも針も四角を基調とした見やすいデザインです。掛時計の枠は、楽器(ドラム)製作を長く専門としていた職人が手工業ながら熟練の技術で、円形に美しく仕上げました。

Designer's
Voice

Designer's Voice

デジタル時計に負けない「時間のわかりやすさ」を目指して、私が欲しかった時計の要素を詰め込んでいます。遠くからはすっきり、近くで見ると細かい時間までわかるデザイン。盤面も白ではない薄黄にすることで眩しくなく、木枠との相性も考えました。電波時計にカチカチ音がしないスイープ秒針を合わせて「気にならない時計」にしました。

ちょうど良い時計
「satellite(サテライト)」

ケユカで一番長く販売し続けている小ぶりな時計です。付属スタンドで置き時計としても使えるので、リビングはもちろん、玄関や洗面所、子供部屋にもちょうど良くフィットします。ケユカのインテリアアイテムと同じ、ホワイト、ピンク、ブルーのくすみカラー3色展開。秒針無しなので、音が気になるお部屋でも安心してお使いいただけます。

Designer's
Voice

Designer's Voice

私自身は洗面所に置いていますが、時針と分針の太さと色を変えて、パッと見て時間がわかりやすいデザインにしています。この時計の名前には「惑星の周りを取り囲む衛星(satellite)のように、家の中のいろんなところで使ってもらいたい」という思いが込められています。

長く使っていただくための
修理について

時計は時を伝える道具ですが、長く使い続けていくほど「針が動かなくなった」「文字盤が歪んでしまった」「ガラスが割れてしまった」などの不具合が生じます。「長い時間一緒に過ごしてきたので、修理して使い続けたい」「これがないと困る」という強い思いから修理を希望される方もいらっしゃいます。
ケユカの国産時計はこのようなお客様のご要望に応えるため、製造メーカーにご協力いただき、1年間の保証期間内外に関わらず時計の修理をお受けしています。

お客様から店舗へ修理依頼のご連絡をいただき、富山の修理工場にてお預かりし、専門のスタッフが一つ一つ状態を確認しています。長く時計製造に携わり、すべての商品を熟知している方が修理を担当してくださっています。二枚目の画像は、時計を組み立てるための専用工具。いずれも特注品です。


時間を見るだけでなく、お部屋のインテリアのアクセントにもなる時計。
デザイナーや職人の思いがこもった、長く使い続けられるものを選んでみてはいかがでしょうか?